世界から見た北の縄文

日本列島という枠をとりはずして、縄文文化の特色を考える。

世界から見た北の縄文

御所野遺跡と北海道・北東北の縄文遺跡群

  • 御所野縄文博物館/編
  • A5判変型
  • 164頁
  • 1800円+税
  • ISBN 978-4-7877-1818-1
  • 2018.12.25発行
  • [ 在庫あり ]
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書評・紹介

紹介文

縄文文化は、海によって閉ざされた日本列島のなかの特殊な文化ではなく、東アジアの東北部から極東地域の定着的な狩猟採集民の文化のひとつということができます。その中で、海に囲まれた日本列島ならではの多様な地理的環境のなかで成立した独自性の強い文化ですが、その特徴を最も典型的にあらわしているのが、北海道・北東北の縄文文化です。

目次

序 世界から見た北の縄文                高田和徳    ◎カラー頁 北海道・北東北の縄文遺跡群
・世界遺産で何が求められているのか             鈴木地平
・世界から見た縄文文化                   羽生淳子
・東北アジアから見た縄文文化                大貫静夫
◎カラー頁 御所野遺跡
・先史時代の暴力と戦争                   松本直子
・文化人類学者が語る御所野遺跡の価値と魅力     ジョン・アートル

出版社からのコメント

北海道・北東北の縄文遺跡群が世界遺産の推薦候補になりました。2019年の推薦は自然遺産の奄美大島関係になりましたが、2020年には推薦されるでしょう。

著者紹介

御所野縄文博物館(ゴショノジョウモンハクブツカン)

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