コロキウム‐現代社会学理論・新地平 No.9

「コロキウム」第9号

コロキウム‐現代社会学理論・新地平 No.9

特集:収斂するイシュー:アジア・太平洋・世界、そして沖縄

  • 東京社会学インスティチュート/編
  • A5判
  • 218頁
  • 1500円+税
  • ISBN 978-4-7877-1825-9
  • 2018.09.14発行
  • [ 品切中 ]
  • 東京社会学インスティチュート/発行
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目次

【特集:収斂するイシュー:アジア・太平洋・世界、そして沖縄】阿部純一郎 アジア太平洋地域における米軍保養地システムの形成――ベトナム戦争とR&R計画
今井隆太 東亜協同体論の展開と社会学の立場――1930年代日本の思潮(1)
デニス・リチェズ ここはアメリカではない――占領の終焉に向けた現行(暫定)ハワイ王国:政府の法的挑戦を伴うグローバルな活動
木弥香子 コスモポリタンな連帯における感情とその陥穽――「遠くの他者」と「わたしたち」の関係性再考
西原和久 沖縄と東アジア共同体という問題圏――リージョナリズムとトランスナショナリズム

【小特集:マイノリティの社会学:当事者の視点と現場の声】
柿原豪 外国人非集住地域における日本語支援と日本語指導――神奈川県藤沢市の事例に着目して
菊田祥子 女性の位置からみる都市祭礼・祝祭研究の展望――先行研究と現地調査から浮かぶジェンダー問題
古梶隆人 沖縄の若者が描く現在と未来:断章――2018年初頭の沖縄調査日誌から

著者紹介

東京社会学インスティチュート(トウキョウシャカイガクインスティチュート)

社会学者を中心とした多くの研究者の協力のもとに設立された研究所。グローバル化する現代社会を研究対象として、社会学を中心に多面的なアプローチを試み、また、その研究成果をもとに積極的に発言しながら、世界とりわけアジアのひとびととの共生へ向けて活動する。機関誌『コロキウム』発行。