考古学の見方・考え方を写真・図で解説する初めての書
シリーズ「遺跡を学ぶ」別冊05
ビジュアル版 考古学ガイドブック
- A5判
- 96頁
- 1600円+税
- ISBN 978-4-7877-2030-6
- 2020.11.01発行
- [ 在庫あり ]
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書評・紹介
紹介文
世紀の新発見、太古の人びとの暮らしの解明……夢やロマンをかきたてるようにいわれる考古学。だが、実際の研究はどうなのか? 泥臭く、地味な作業の連続だ。いったい考古学とはどのような学問で、何を明らかにしようとしているのか、ビジュアルに解説する。
目次
01 考古学・考古学者とは
02 なぜ発掘調査がおこなわれているのか
03 考古学は3Kな仕事?
04 発掘は最大の武器
05 土器の編年が考古学を鍛えてきた
06 さまざまな時間感覚
07 考古学の「時間」
08 「同時に存在した」ってどういうこと?
09 どうやって「時代」を区分しているのか
10 私たちの朝の食卓が後世に発掘されると
11 実測図に惑わされるな
12 分布論に冒険する
13 比較の大いなる可能性
14 復元とそれを確かめるには
15 文化財は残ったのではなく作られる?
16 太古の人骨のあつかいに制限はあるのか
17 分布の広がりと国家
18 多様化・国際化する考古学
19 私の歴史? 他者の歴史?
20 考古学者が書いた歴史は面白くない?
21 遺跡は誰のものか
出版社からのコメント
何か難しそうなタイトルですが、カラー写真をたくさん入れて、わかりやすく、面白く、それでいて核心に触れたガイドです。