邪馬台国の時代を生きた王
シリーズ「遺跡を学ぶ」130
邪馬台国時代の東海の王 東之宮古墳
- A5判
- 96頁
- 1600円+税
- ISBN 978-4-7877-1840-2
- 2018.11.15発行
- [ 在庫あり ]
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紹介文
邪馬台国と狗奴国が争っていた時代を駆け抜けた王は、愛知県犬山市の北方、木曽川を眼下に望み、濃尾平野を見渡す山頂の前方後方墳に葬られた。東海にのみ存在する不思議な文様を刻む鏡や、当時の工芸技術の粋をあつめた緑に輝く石製品が、この地域に登場した英雄を伝える。
目次
第1章 白山平の古墳
1 東之宮古墳の調査
2 三九年の歳月
第2章 山頂に王墓をつくる
1 山頂に残された軌跡
2 石と土アゲの古墳
3 山頂の前方後方墳
4 王が眠る石の部屋
第3章 捧げられた宝物
1 宝石箱からの便り
2 刀と剣と斧
3 破られた鏡
4 王が活躍した暦年代
第4章 邇波の王
1 邪馬台国・狗奴国の時代
2 邇波の里
3 邇波四代の大王墓
4 冬至の王
第5章 はじまりの地に集う