A5判
96頁
1500円+税
ISBN978-4-7877-1331-5
「倭国乱」と高地性集落論・観音寺山遺跡
遺跡を学ぶ091

若林邦彦/著

【目次】

第1章 あらわれた大規模弥生ムラ
   1 膨大な遺物整理をまかされ
   2 ニュータウン開発で全面発掘
   3 あらわれた大規模な弥生ムラ

第2章 「倭国乱」とのかかわり
   1 高地性集落、軍事施設説
   2 多様化する高地性集落論
   3 変わる弥生時代の暦年代

第3章 山住みムラの実態
   1 遺物からみたムラの実態
   2 どの時期のムラなのか
   3 ムラの構造の特徴
   4 高地性集落論と観音寺山ムラ

第4章 変わる弥生社会像
   1 弥生都市論と大規模集落
   2 小地域社会の動向

第5章 高地性集落の実像
   1 東アジア全体の「戦い」
   2 高地性集落の実像
   3 遺跡から社会を考える


大阪府南部・和泉市の丘陵上に、弥生時代の大規模集落がみつかった。二重の環壕にかこまれたムラは、「魏志倭人伝」など中国史書に記された「倭国乱」と結びつけられ、軍事的・防御的集落とされた。はたしてその実態は? 考古学的調査研究からその実像に迫る。

【著者紹介】

若林邦彦(わかばやし くにひこ)
1967年、大阪府生まれ。
同志社大学大学院文学研究科博士課程前期修了
現在、同志社大学歴史資料館准教授
専門 弥生時代、土器・集落
主な著作 「弥生時代大規模集落の評価」『日本考古学』第12号(日本考古学協会)、「集落と集団2─近畿」『弥生時代の考古学8 集落からよむ弥生社会』(同成社)、「近畿地方」『考古資料大観1 弥生・古墳時代土器1』(小学館)ほか

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