シリーズ「遺跡を学ぶ」124
国宝「火焔型土器」の世界・笹山遺跡
- A5判
- 96頁
- 1600円+税
- ISBN 978-4-7877-1834-1
- 2018発行
- [ 在庫あり ]
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紹介文
ダイナミックな突起とうねるような文様が器面をおおい、縄文土器の頂点とされる火焔型土器。それが質・量ともに豊富に出土した、世界有数の豪雪地帯である新潟県十日町市の笹山遺跡は、火焔型土器の造形美や変遷、生み出した縄文人の集落や生活を知るうえで貴重な遺跡である。
目次
第1章 笹山物語
1 火焔型土器の発見
2 姿をあらわしたムラ
3 縄文土器では最初の国宝に
第2章 火焔型土器を解読する
1 火焔型土器とは
2 火焔型土器の種類
3 火焔型土器の装飾
4 火焔型土器の系譜
5 火焔型土器は何に使ったのか
第3章 雪と信濃川が育んだ文化
1 火焔型土器のクニ
2 雪と信濃川が育む
第4章 笹山縄文人の暮らし
1 生業を語る石器
2 生活を彩る道具
3 笹山縄文人の四季
4 火焔型土器にみる縄文人のエネルギー
第5章 笹山遺跡の今
1 地震を乗り越えて
2 学術調査の取り組み
3 火焔の都をめざして