日本庭園の魅力

庭師の匠が説く

日本庭園の魅力

  • 小口 基實/著
  • B5判変型
  • 128頁
  • 3000円+税
  • ISBN 978-4-7877-2010-8
  • 2020.04.21発行
  • [ 在庫あり ]
  • 書店サイトへ

紹介文

国際的に活躍する日本庭園の作庭家が、代表的な自作の、アプローチとエントランス、坪庭、枯山水、茶庭、雑木の庭、
室内庭園、ベランダ庭園について、その意図と工夫を明かし、日本庭園の魅力と作り方を、美しい写真と解説によって紹介します。

目次

ウィーンのシェーンブルン宮殿内に造った茶庭
日本庭園の歴史と文化
第1章 アプローチとエントランス
第2章 坪庭と枯山水
第3章 茶庭と雑木の庭
第4章 室内庭園、ベランダ庭園
日本庭園の庭造り
あとがきに代えて─庭造りの魅力

著者紹介

小口 基實(オグチ・モトミ)

東京農業大学卒業。1966年より庭園の研究・調査を始め、日本全国と世界の庭園を歩く。東京・京都で庭師の修業をし、長野県岡谷に帰省。1973年より作庭活動を始める。坪庭から庭園まで約400庭を作庭。代表作に、諏訪湖畔公園(監修・黒川紀章)、コリア庭園(横浜市)、浜の湯(諏訪市)、明池庭園区内日本庭園(台湾)、さだまさし氏庭園、レストラン柿次郎庭園(桑名市)、龍虎の庭(米国マンザナール)などがある。1997年、ウィーンのシェーンブルン宮殿で復元整備と作庭。著書に「武学流庭園」「出雲流庭園」「琉球・薩摩の庭園」「信州の庭園」(全10巻)「信州の庭園めぐり」「小庭園と坪庭のつくり方」「楽しい庭造り大百科」(全5巻、共著)、「庭と文化とその心」「韓国の庭苑」「日本庭園の作り方」(英語版・フランス語版・イタリア語版・スペイン語版)などがある。講演は1000回を超える。日本庭園協会賞造園大賞を受賞。NHKテレビ「課外授業」などに出演。