世界航路へ誘う港市・長崎・平戸

シリーズ「遺跡を学ぶ」38

世界航路へ誘う港市・長崎・平戸

  • 川口 洋平/著
  • A5判
  • 96頁
  • 1500円+税
  • ISBN 978-4-7877-0738-3
  • 2007発行
  • [ 在庫あり ]
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紹介文

16世紀後半から17世紀、長崎・平戸は世界航路の結節点となり、海外貿易の町=港市(こうし)として形成された。平戸のオランダ商館跡、長崎の旧六町・出島・唐人屋敷・長崎奉行所跡等の最新の発掘成果から、世界にひらかれた港市のダイナミックな歴史に迫る。

著者紹介

川口 洋平(カワグチ・ヨウヘイ)

1969年、長崎市生まれ。西南学院大学文学部卒業。
長崎県教育庁学芸文化課勤務。
著作  「中世の長崎─開港前後の町・人・モノ─」『中世都市研究』10、新人物往来社、2004、「中世後期の対馬・壱岐・松浦─土器・陶磁器からみた倭寇関連遺跡─」『中世西日本の流通と交通』高志書院、2004ほか