鉄剣銘一一五文字の謎に迫る・埼玉古墳群

シリーズ「遺跡を学ぶ」16

鉄剣銘一一五文字の謎に迫る・埼玉古墳群

  • 高橋 一夫/著
  • A5判
  • 96頁
  • 1500円+税
  • ISBN 978-4-7877-0536-5
  • 2005発行
  • [ 在庫あり ]
  • 書店サイトへ

紹介文

埼玉稲荷山古墳出土の鉄剣から115文字の銘文が発見されて四半世紀。鉄剣を授かったのは誰か、銘文に登場するワカタケルとは誰かをめぐって多くの書籍が刊行され、いまだ未解決である。本書は考古学的検証から埼玉古墳群をつくった武蔵国造一族の盛衰を論じ核心に迫る。

著者紹介

高橋 一夫(タカハシ・カズオ)

1946年生まれ。國學院大學大学院修士課程修了。
埼玉県教育委員会で学芸員を振り出しに、文化財行政、埋蔵文化財の調査に携わる。
元埼玉県立博物館長。博士(歴史学)
主な著書 『埼玉県古代寺院調査報告書』(埼玉県)、『手焙形土器の研究』(六一書房)、『古代東国の考古学的研究』(六一書房)