四六判上製
280頁
1800円
ISBN978-4-7877-1182-3
仏と自然
立松和平エッセイ集

立松和平/著
野草社/刊


【目次】
1 瑠璃の森で
2 道元と私
3 是れ道場なり
4 古事の森
5 門を開けて外に出よう
6 円空と木喰行道

2010年に急逝した立松和平氏が、生前に野草社へ託した3冊のエッセイ集。
本巻『仏と自然』では、自然と調和し、ともに生きていく道を、ブッダや道元の歩みから学ぶ。
「いつの時代も苦しみが人の世を覆っている、だからこそ苦をともにする仏教が人の支えとなり、今日を生きているのだ。」

【著者紹介】

立松和平(たてまつ・わへい)
1947年、栃木県宇都宮市に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。在学中から日本各地および海外を旅し、70年に処女作「途方にくれて」が『早稲田文学』に掲載される。同年、「自転車」で早稲田文学新人賞を受賞。出版社への就職が内定していたが就職せず、土木作業員や魚市場の荷役など種々の職業を経験しながら執筆活動をつづける。73年、経済的理由から帰郷し宇都宮市役所に就職。79年から文筆活動に専念。80年「遠雷」で野間文芸新人賞、93年「卵洗い」で坪田譲治賞、97年「毒─風聞・田中正造」で毎日出版文化賞、07年『道元禅師』で泉鏡花文学賞受賞。行動派作家として知られ、国内外を旺盛に旅し多くのエッセイを執筆するとともに、自然環境保護や地域振興に目をむけ「足尾に緑を育てる」運動や「ふるさと回帰支援センター」にかかわる。『立松和平全小説』全30巻(勉誠出版、刊行中)、『立松和平 日本を歩く』全7巻(勉誠出版)、『日光』(勉誠出版)、『親鸞と道元』(五木寛之との対談、祥伝社)、『百霊峰巡礼』第1〜3集(東京新聞出版局)ほか著書多数。2010年2月8日逝去。