四六判上製
288頁
1800円
ISBN978-4-7877-1181-6
旅暮らし
立松和平エッセイ集

立松和平/著
野草社/刊


【目次】
1 北の大地へ
2 日本の原風景、東北へ
3 故郷、栃木へ
4 住む街、東京で
5 甲信越の山並みへ
6 西国へ
7 南の島へ
8 海の彼方へ

2010年に急逝した立松和平氏が、生前に野草社へ託した3冊のエッセイ集。
本巻『旅暮らし』では、旅で出会った自然の風景、世の移ろい、人々との交流を味わい深い文章で綴る。
「旅は生きることなのだから、あらゆる機会をとらえて旅に出ようではないか。」

【著者紹介】

立松和平(たてまつ・わへい)
1947年、栃木県宇都宮市に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。在学中から日本各地および海外を旅し、70年に処女作「途方にくれて」が『早稲田文学』に掲載される。同年、「自転車」で早稲田文学新人賞を受賞。出版社への就職が内定していたが就職せず、土木作業員や魚市場の荷役など種々の職業を経験しながら執筆活動をつづける。73年、経済的理由から帰郷し宇都宮市役所に就職。79年から文筆活動に専念。80年「遠雷」で野間文芸新人賞、93年「卵洗い」で坪田譲治賞、97年「毒─風聞・田中正造」で毎日出版文化賞、07年『道元禅師』で泉鏡花文学賞受賞。行動派作家として知られ、国内外を旺盛に旅し多くのエッセイを執筆するとともに、自然環境保護や地域振興に目をむけ「足尾に緑を育てる」運動や「ふるさと回帰支援センター」にかかわる。『立松和平全小説』全30巻(勉誠出版、刊行中)、『立松和平 日本を歩く』全7巻(勉誠出版)、『日光』(勉誠出版)、『親鸞と道元』(五木寛之との対談、祥伝社)、『百霊峰巡礼』第1〜3集(東京新聞出版局)ほか著書多数。2010年2月8日逝去。