四六判
240頁
1600円
ISBN978-4-7877-1019-2
男の介護
認知症介護で困っているあなたに

中村和仁/著

【目次】

序 章 わが母、スガ婆介護日記

第一章 実例・介護する男たち
 CASE1 父が息子を看る泣き笑い親子介護
 CASE2 最後に特別養護老人ホームにたどり着いた母の介護
 CASE3 妻の介護をして糖尿病が治った!
 CASE3 介護は人間修行・人生修行
 CASE4 介護保険は利用せず自宅で介護
 CASE5 介護は人間修行・人生修行
 CASE6 施設で虐待防止をテーマに活動

第二章 先輩介護者のアドバイス
   何でも相談できる介護者仲間たち
   男の介護者が集う「オヤジの会」

第三章 不良介護のすすめ――介護で自分がつぶされないために
 1 壮絶な介護の日々
 2 ハッピーリング:介護のプロジェクトチームをつくろう
 3 一生懸命遊び、一生懸命介護する
 4 不良介護の三つの生活信条
 5 不良介護の工夫
 6 心身両面の健康管理法
 7 不良介護のタイムスケジュール
 8 一日の介護の実例

第四章 認知症介護のあれこれQ&A
   認知症にはどんな症状があるのか?
   認知症の早期発見につながる画期的な検査法とは?
   認知症に有効とされるケアプログラムは?
   介護で重要なケアってどんなこと?
   介護者を助けてくれる専門職はどんな職種?
   認知症患者を受け入れている施設は?
   介護保険で非該当(自立)と認定されたら?

中高年の男性が一人で親や妻を介護するケースが増えている。家事が不得手なうえに認知症へ適切な対応ができず、精神的に追い込まれないためにどうすればよいのか。
認知症の母親を一人で在宅介護している著者が、中高年男性介護者たちの体験を取材。介護の不安と負担を軽減し、元気に暮らすヒントをアドバイスする。楽しい介護生活を送るための「不良介護」を提案する。

【著者紹介】

中村和仁(なかむら かずひと) 
1959年熊本県生まれ。
ITメーカー、広告代理店、出版社などを経て、フリーのライターとして活動中。主に住宅系、環境系、ライフスタイル系の編集・ライティングが多い。介護については一生のテーマとして考えている。現在は認知症の母親を介護して、戸惑い、怒り、理解するの繰り返しだが、いつかは自分が介護される側に立つかもしれないと考え、行動や意識を変えようと努めている。まさに介護は人生修行そのものだ。
そのほかに街づくりや環境に関する執筆も多い。街づくりではそれに関わる事業や活動、人に興味を抱く。たとえば昔の寺町や小さな個人商店の集まる商店街のような、高齢者が孤独を感じず、安心して暮らせる仕組みをもっと議論して行うべきだと考えている(たんなる美しい街づくりはうんざり)。そのほか都心の河川の再生に関わる活動家との交流も続けている。