A5判
224頁
1000円+税
ISBN978-4-7877-1208-0
たちあがる言語・ナワト語
エルサルバドルにおける言語復興運動
〔グローバル社会を歩く3


マリア・カステジャノス、佐野直子、敦賀公子/著
グローバル社会を歩く研究会/刊


【目次】

第1部 ナワト語への旅(マリア・カステジャノス)
第1章 エルサルバドルにおけるナワト語を復興させるための取り組み
 1.1 エルサルバドルの歴史とナワト語の衰退
 1.2 ナワト語に関する調査・プロジェクト
 1.3 ナワト語復興プロジェクト
第2章 ナワト語への旅 〜現地調査〜

第2部 解説
・植民地時代のナワ系言語:多言語社会におけるリンガ・フランカ(敦賀公子)
・生まれたての言語:「危機に瀕する言語」とは何か(佐野直子)

 


1524年にスペイン人がエルサルバルを占領した時点では、最も広く定住していた先住民族であるピピル人の言語「ナワト語」。植民地時代からのスペイン人による支配や弾圧などの結果、今ではその話者は200人に満たず、絶滅の危機に瀕している言語だといわれる。2003年から始まったナワト語復興プロジェクトの取り組みを紹介しながら、エルサルバドルの歴史と先住民社会の現在と未来を見つめる。

【著者紹介】

マリア・カステジャノス(Maria Castellanos)
1984年、エルサルバドル、サン・サルバドル市生まれ。2003年に来日し、スペイン語教師や横浜市、恵那市、名古屋市の国際交流センターでの通訳・翻訳などを経て、2008年に名古屋市立大学の人文社会学部国際文化学科に入学。2012年3月卒業。現在、在日本エルサルバドル大使館勤務。

佐野直子(さの・なおこ)
1970年、東京都生まれ。名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授。専門は社会言語学、ヨーロッパの少数言語・オクシタン語研究。

敦賀公子(つるが・きみこ)
1962年、石川県生まれ。在グアテマラ日本国大使館専門調査員、メキシコ国立人類学歴史学研究所民族学・社会人類学局客員研究員などを経て、現在、慶應義塾大学、法政大学他非常勤講師。専門はメソアメリカ地域研究、ナワ語文献学および社会言語学。

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