A5判変型上製
288頁
2500円
ISBN978-4-7877-1016-1
千年の旅の民
〈ジプシー〉のゆくえ

木村聡/文・写真

【目次】

1 ミュロと少年
  ユーゴスラビア「血の戦争」のかたわらで

2 少数民族「ロマ」が刻んだ足跡
  タール砂漠から始まった物語

3 ツィガーニの村で
  ルーマニアの音楽師と「ジプシーの王」

4 バルカンの鏡
  コソボ紛争と二つのジプシー

5 巡礼と祭りと再会
  南フランス・サントマリーの守り神

6 アンダルシアで出会った日なた
  フラメンコのゆりかご

7 流浪の果ての先に
  マドリッドの「チャボーラ」と「ピソ」


伝説と謎に包まれた“流浪の民”ロマ民族(ジプシー)。その真実の姿を追い求めて──。
東欧・バルカン半島からイベリア半島に至るヨーロッパ各地、そして一千年前に離れた故地とされるインドのタール砂漠まで。
差別や迫害のなかを生きる人々の多様な“生”の現在をとらえた珠玉のノンフィクション。

【著者紹介】

木村 聡(きむら・さとる)
1965年生まれ。フォトジャーナリスト。
新聞社の写真記者を経て、1994年からフリーランス。国内外のドキュメンタリー取材を中心に活動している。
主な著作『ベトナムの食えない面々』(めこん、1997年)、『ヌクマムの香り パパイヤの味』(日本放送出版協会、2002年)、『さしすせその仕事』(金曜日、2009年)など
写真展 『ラッチョドローム〜ジプシー写真展〜』(青山ブックセンター、2001年)