A5判
208頁
1000円+税
ISBN978-4-7877-1303-2
バナナが高かったころ
聞き書き 高度経済成長期の食とくらし2
〔グローバル社会を歩く4


赤嶺 淳/編
グローバル社会を歩く研究会/刊


【目次】
1 有機肥料から化学肥料へ
こういう思いでがあるから今でも
工夫して生きているんです
十の草鞋を履きつぶす
なんでもうちでつくって食べとった

2 自分でつくっていた社会
店で買って食べるような時代やなかった
あの頃は苦労だなんて思ったこともなかった
いまは恵まれとるね

3 新しい味をもとめて
ほんとに、難儀しました
食べることが、一番大事
そんな昔のことやあらへんよ
当たり前だと思って暮らした日々

鶴見良行氏の名著『バナナと日本人――フィリピン農園と食卓のあいだ』(岩波新書、1982年)から30年。
日本人をとりまく食文化も社会の環境もめまぐるしく変化を続けるなか、学生たちが祖父母世代に戦中から高度成長期に至る食生活誌を聞き書きし、食をとおして社会を見つめ直す。
シリーズ好評既刊『クジラを食べていたころ――聞き書き 高度経済成長期の食とくらし』の続編。

【著者紹介】

赤嶺 淳(あかみね・じゅん)
1967年、大分県生まれ。フィリピン大学大学院修了後、日本学術振興会特別研究員等を経て、名古屋市立大学・大学院人間文化研究科・准教授。専門は東南アジア地域研究、海域世界論、食生活誌学、フィールドワーク技術論

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