A5判上製
176頁
2800円
ISBN978-4-7877-1007-9
アイヌ、風の肖像


宇井眞紀子 /写真・文

【目次】

1 アシリレラと子どもたち

2 先住民族アイヌとして

3 二風谷に生きる

 


北海道・二風谷の山ぎわの一角にある伝統的な藁葺きのチセ(家)で、アイヌ女性アシリレラさんとともに共同生活を送る老若男女。
20年間にわたって二風谷に通い続け、アイヌ民族の精神の深部を親密な眼差しでとらえた写真と、アシリレラさんのことばのコラボレーション。

【著者紹介】
宇井眞紀子(うい・まきこ)
1960年、千葉県生まれ。写真家。
1983年、武蔵野美術大学卒業。1985年、日本写真芸術専門学校卒業。樋口健二氏に師事、写真家としてフリーランスで活動を開始。1992年よりアイヌ民族の子連れ取材を始める。
日本写真家協会会員。日本写真芸術専門学校講師、武蔵野美術大学非常勤講師。
写真集:『アイヌときどき日本人』(社会評論社、2001年、増補改訂版2009年)、『眠る線路』(ワイズ出版、2003年)、『ASIR RERA』(新風舎、2004年、絶版)

アシリレラ(Asir Rera)
日本名、山道康子。1946年、北海道・二風谷に生まれる。
15歳の頃からアイヌ女性としてさまざまな活動を始める。二風谷ダムの建設中止を訴え、シシリムカ(沙流川)流域の自然環境を開発から守るため、1979年に「沙流川を守る会」を仲間とともに設立。1989年より、毎月8月に「アイヌモシリ一万年際」を主宰。二風谷の茅葺きのチセ(家)に集う人びととともに、アイヌの精神文化を大切にしながら共同生活を送っている。