A5判
272頁
2500円
ISBN978-4-7877-0804-5
人類学ワークブック
フィールドワークへの誘い

小林孝広、出口雅敏/編著

【目次】

第1章 住まう──意味の世界に住む
第2章 食べる──食べ物を考える
第3章 贈る──モノの交換から人と人のつきあいをみる
第4章 集う──人間関係のなかで生きる
第5章 抗う──抵抗する人びとに学ぶ
第6章 祈る──信仰と儀礼にこめられたこころ

 


今日、「フィールドワーク・ルネッサンス」といわれるように、自ら実地調査することが重視され盛んになっている。本書は、人類学の基本用語とフィールドワークの具体例を挙げ、そしてワークブックスタイルで、実践力を身につけることのできる入門書である。

【著者紹介】

矢野敬生(やの・たかお)第1章
1946年10月13日生まれ。早稲田大学人間科学学術院人間環境学科教授
主な著作 『東アジア村落の基礎構造』(共編著)御茶の水書房,2008年/「アジア文化論」中島義明・根ヶ山光一編『現代人間科学講座 第2巻 「環境」人間科学』朝倉書店,2008年

林 在圭(いむ・じえぎゅ)第2章
1962年生まれ。 静岡文化芸術大学文化政策学部准教授
主な著作 「韓国の祖先祭祀における食文化」『女子栄養大学栄養科学研究所年報』第14号, 2006年/『東アジア村落の基礎構造』(共著)御茶の水書房,2008年

小林孝広(こばやし・たかひろ)第3章
1970年生まれ。いわき明星大学人文学部ほか非常勤講師
主な著作 「フィリピン・パナイ島北部汽水域における漁場の利用秩序─定置漁具タバの設置交渉をとおして─」蔵持不三也監修『エコ・イマジネール−文化の生態系と人類学的眺望』言叢社,2007年/「地方居住問題にみる憐れみのディスカルテ─フィリピン・ビサヤ地方・イビサン町の事例から─」『生活学論叢』15号,日本生活学会, 2009年

竹中宏子(たけなか・ひろこ)第4章
早稲田大学人間科学学術院人間環境学科准教授
主な著作 「『フィステーラ=ムシーアの道』(サンティアゴ巡礼路)と『死の海岸』の遺産化に関わる人びと─地域文化コーディネーターの活動と役割─」『国立民俗歴史博物館研究報告集 156集』2010年/La Fiesta en la Ciudad: Antropologa de la fiesta de San Lorenzo en Huesca, Ayuntamiento de Huesca, 2003.

出口雅敏(でぐち・まさとし)第5章
1969年生まれ。東京学芸大学教育学部准教授
主な著作「模倣から創造へ−トーテム動物(フランス・ラングドック)の選択にみられる真正感覚の歴史的変化について」蔵持不三也監修『エコ・イマジネール−文化の生態系と人類学的眺望』言叢社,2007年/「漁師集団のフォークロア化─フランス、メーズの『漁師祭』と『遺産の日』─」『生活学論叢』12号,日本生活学会,2007年

長野隆之(ながの・たかゆき)第6章
1967年生まれ。國學院大學文学部准教授
主な著作『語られる民謡─歌の「場」の民俗学─』瑞木書房, 2007年/「可視化される仏教説話─岩手県の剣舞を中心として─」五連合フォーラム編集委員会編『國學院大學・短期大学文学系五学会連合フォーラム報告書』國學院大學国文學會,2008年