B5判上製
432頁
10000円+税
ISBN978-4-7877-1703-0
発行:2017/3/31
弥生時代のモノとムラ


秋山浩三/著

【目次】

第I部 土器移動と地域間交流
第 1 章 「河内系」土器について
第 2 章 弥生拠点集落における土器搬入の実態
第 3 章 吉備・近畿の交流と土器
第 4 章 近畿の下川津B類土器(讃岐産)をめぐって
第 5 章 「土佐産」弥生後期土器の近畿初見例をめぐる検討

第II部 農具と田植え
第 6 章 「大足」の再検討
第 7 章 稲株状痕跡の分析視角

第III部 理化学分析・試考実験と実年代論
第 8 章 年代測定法──近年の理化学的手法・「二つの事件」と弥生実年代論
第 9 章 弥生時代の被熱変形土器類と試考実験
第10章 銅鐸鋳型の蛍光X線分析と試考実験

第IV部 大形建物と史跡整備
第11章 教科書に登場する遺跡 池上曽根遺跡
第12章 実録/池上曽根大形建物・井戸の復原工事

第V部 集落特性と専業・都市論
第13章 弥生「集住」集落の基本特性
第14章 弥生の風と火と水と──専業生産の理解をめぐって
第15章 チャイルドの「長距離交易」と唐古・鍵〜纒向の時代


弥生時代遺跡の発掘に長年携わってきた考古学者の集大成。列島に「クニ」が生まれる直前の農業生産のあり方、集落の姿とその連合、都市の成立、弥生実年代など、論争点を明解に論じる。

【著者紹介】

秋山浩三(あきやま・こうぞう)
1957年 大阪府枚岡市(現・東大阪市)生
1983年 岡山大学大学院修士課程文学研究科史学専攻修了
1983年 (財)大阪文化財センター(非常勤調査員)
1984年 向日市教育委員会(嘱託ほか)
1988年 (財)向日市埋蔵文化財センター
1993年 (財)大阪府埋蔵文化財協会〈その後、(財)大阪文化財センターと統合し(財)大阪府文化財調査研究センターに、(財)大阪府博物館協会と統合し(財)大阪府文化財センターに組織名称が変更〉、現:(公財)大阪府文化財センター
2006年 博士(文学)(大阪大学)
2013年 大阪府立弥生文化博物館〈指定管理:(公財)大阪府文化財センター
現 在 同館 副館長兼学芸課長
神戸女子大学・近畿大学・大阪樟蔭女子大学講師(非常勤)
主要著書:『物集女車塚』(1988年・向日市教育委員会、共編著)、『弥生実年代と都市論のゆくえ 池上曽根遺跡』(2006年・新泉社、単著)、『日本古代社会と物質文化』(2007年・青木書店、単著)、『弥生大形農耕集落の研究』(2007年・青木書店、単著)、『煩悶する若き考古技師』(2007年・京都三星出版、共編著)、『考古学とその周辺─交合・産・陰陽道・臼』(2017年近刊・清風堂書店、単著)、ほか

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