A5判
96頁
1600円+税
ISBN978-4-7877-1638-5
発行:2017/4/15
海に生きた弥生人 三浦半島の海蝕洞穴遺跡
遺跡を学ぶ118

中村勉/著

【目次】

第1章 海蝕洞穴へのいざない
   1 海蝕洞穴とは
   2 三浦半島の洞穴遺跡の分布
   3 洞穴遺跡探究の道

第2章 弥生時代の洞穴利用
   1 猿島洞穴
   2 大浦山洞穴
   3 間口東洞穴
   4 間口A洞穴
   5 毘沙門洞穴群
   6 雨崎洞穴
   7 西ノ浜洞穴
   8 海外1号洞穴
   9 洞穴での人びとの活動

第3章 台地の集落と海辺の洞穴
   1 三浦半島の弥生集落
   2 池子遺跡
   3 赤坂遺跡

第4章 その後の洞穴利用
   1 埋葬の場へ
   2 王権と列島の海の文化
   3 洞穴遺跡の終焉
   4 地域研究と洞穴遺跡


三浦半島の海岸には、弥生時代の漁撈具や貝殻・鹿角製の美しい装飾品、占いをした卜骨などの出土する洞穴が数多くある。なぜ、このような場所に人間の営みがあり、その営みが洞穴でなければならなかったのか。この素朴な疑問を解くためにこの地の洞穴遺跡を探訪していこう。

【著者紹介】

中村 勉(なかむら・つとむ)
1950年、神奈川県横須賀市生まれ。
明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。
横須賀市域の小中高校に勤務、横須賀市立大津小学校校長を経て、現在、赤坂遺跡調査団団長。
主な著作 「アワビの考古学」『横須賀考古学会研究紀要』1号、「三浦半島の弥生時代研究─海蝕洞穴遺跡と集落遺跡─」『横須賀考古学会年報』37、「三浦半島における弥生時代集落のモデル─平作川流域における二つの遺跡─」『市史研究横須賀』6号、「漂海民からの回帰─海蝕洞穴と集落遺跡─」『地域と文化の考古学・』六一書房ほか。

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