A5判
96頁
1600円+税
ISBN978-4-7877-1632-3
平城京を飾った瓦 奈良山瓦窯群
遺跡を学ぶ112

石井清司/著

【目次】

第1章 長屋王邸の瓦発見
   1 謎の蓮華文様を求めて
   2 長屋王邸を飾った瓦
   3 平城京遷都と瓦

第2章 古代瓦の見方と平城宮の瓦
   1 本瓦葺きと古代瓦
   2 軒丸瓦と軒平瓦
   3 平城宮の軒瓦の時期区分

第3章 奈良山瓦窯群の展開
   1 なぜ奈良山丘陵に
   2 平城宮造営にかかわる中山瓦窯
   3 平城宮の瓦を維持した官窯
   4 平城還都の宮を飾った瓦窯
   5 「京」に瓦を供給した瓦窯
   6 寺院の瓦をつくった瓦窯

第4章 瓦工房の復元
   1 上人ヶ平瓦工房の発見
   2 鹿背山瓦窯の発見
   3 瓦工房の生産工程を復元する

第5章 地方への波及と瓦工人


復元大極殿がそびえる特別史跡平城宮跡の北、奈良県と京都府の境を東西にのびる奈良山丘陵には、平城京遷都以降、多くの瓦窯(がよう)がつくられ、宮殿や貴族の邸宅、興福寺・東大寺などの寺院の瓦をさかんに生産した。各窯の発掘調査から、瓦工房の実態を明らかにする。

【著者紹介】

石井清司(いしい・せいじ)
1954年、大阪市生まれ。
龍谷大学文学部史学科(考古学専攻)卒業。
京都府教育委員会嘱託調査員を経て、京都府埋蔵文化財調査研究センター設立時より職員として勤務、京都府内の発掘調査に従事する。
現在、公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター総括主査。
主な著作 『天平びとの華と祈り─謎の神雄寺─』(共著、柳原出版)、「長岡京・平安京における邸宅遺跡」『平安京の住まい』(京都大学学術出版会)、『京都府弥生土器集成』(共著、京都府埋蔵文化財調査研究センター)、『亀岡市史』本文編・資料編ほか。

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