A5判
96頁
1500円+税
ISBN978-4-7877-1340-7
「旧石器時代」の発見・岩宿遺跡
遺跡を学ぶ100

小菅将夫/著

【目次】

第1章 「岩宿」の発見
   1 相沢忠洋と「岩宿」の発見
   2 ついに赤土から石器を発掘!

第2章 岩宿遺跡とは何か
   1 岩宿の地形と地層
   2 三つの文化層
   3 「岩宿時代」の確立

第3章 乖離してゆく研究
   1 「前期旧石器時代」存否論争
   2 岩宿の真実を求めて

第4章 石器文化の変遷
   1 「岩宿時代」の時期区分
   2 岩宿・石器文化の石器
   3 岩宿・石器文化の石器
   4 岩宿・石器文化の石器

第5章 岩宿の人類史
   1 生活復元をめざす
   2 狩猟生活の現場
   3 岩宿遺跡の実像

第6章 岩宿遺跡のこれから


戦後まもなく、相沢忠洋が赤城山麓の村々を行商しながら関東ローム層中から発見した石器は、日本列島に「旧石器時代」=岩宿時代という人類最古の時代があったことをはじめて実証した。その後の調査もふまえ石器群から当時の生活を復元し、岩宿の意義を再考する。

「時代が「何万年さかのぼる」といった古さくらべではなく、石器をもって生活していた人類史の・最初・の時代が日本列島にあったこと、その研究の扉を押しひろげて「原始世界を拡張」したことは、ほかの遺跡では代えることができない、岩宿遺跡のもっとも中心となる意義なのである。」

【著者紹介】

小菅将夫(こすげ・まさお)
1960年、群馬県生まれ。
明治大学大学院文学研究科博士前期課程修了。
現在、みどり市岩宿博物館館長。
主な著作 『赤城山麓の三万年前のムラ・下触牛伏遺跡』(シリーズ「遺跡を学ぶ」030、新泉社)、『群馬の旧石器』(共著、みやま文庫)、「環状ブロック群の構造」(『考古学ジャーナル』465号)、「環状ブロック群研究の現状と課題」(『旧石器人たちの活動をさぐる』)ほか

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