A5判
96頁
1500円+税
ISBN978-4-7877-1236-3
京都盆地の縄文世界・北白川遺跡群
遺跡を学ぶ086

千葉 豊/著

【目次】

第1章 京都の市街地に縄文遺跡が
1 比叡山西南麓の扇状地
2 遺跡を群としてとらえる

第2章 続々みつかる縄文遺跡
1 北白川追分町遺跡の発見
2 北白川小倉町遺跡の調査
3 編年研究から文化の研究へ

第3章 縄文集落の移り変わり
1 人の活動がはじまる─縄文草創期・早期
2 扇状地の集落─縄文前期・中期
3 集落の拡大と衰退─縄文後期・晩期
4 弥生への移行期のなかで

第4章 低湿地の森から
1 埋没林が保存されていた
2 先史環境の復元
3 貯蔵穴と木材加工場

第5章 京都盆地の縄文世界
1 重層的な地域集団
2 小さな暮らし方


今はすっかり市街地となっている京都大学周辺の左京地区。かつてここには、扇状地上に豊かな森が広がっていた。この地に暮らした縄文人の行動と生活を追いつつ、東日本のように大きな環状集落をつくらず小さな暮らし方をした京都盆地の縄文世界を明らかにする 。

【著者紹介】

千葉 豊(ちば・ゆたか)  
1960年愛知県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退
現在、京都大学文化財総合研究センター助教
主な著作 『西日本の縄文土器 後期』(編著、真陽社)、「土器編年の方法─型式学的方法・」『縄文時代の考古学』第2巻(同成社)、「縁帯文土器」『総覧 縄文土器』(アム・プロモーション)、「型式論の可能性」『縄文時代』19(共著、縄文時代文化研究会) 。

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