A5判
96頁
1500円
ISBN978-4-7877-1048-2
信州の縄文早期の世界・栃原岩陰遺跡
遺跡を学ぶ078

藤森英二/著

【目次】

第1章 太古の人類を求めて
1 岩陰に太古の人類をさがす
2 どのようにして岩陰はできたか

第2章 分厚い生活の痕跡を掘る
1 生活の跡はどの深さに
2 遺跡はどこまで広がる
3 多方面の分析で追究

第3章 縄文早期はじめの生活を追う
1 いつやって来たのか
2 豊富な食料
3 精巧な道具
4 火を焚く
5 移動する生活
6 縄文のアクセサリー
7 岩陰生活の悲劇

第4章 変化する生活をさぐる
1 変わる出土遺物
2 岩陰に埋葬された縄文人
3 岩陰に腰を落ち着ける
4 早期縄文人が歩いた地

第5章 その後、栃原岩陰は
1 縄文集落の出現と岩陰
2 山住みの民を求めて


長野県の東端、北相木村の山間を流れる川の岩陰で、いまから一万年以上前、縄文早期はじめに縄文人が生活していた跡がみつかった。彼らが使用した土器・石器、精巧な縫い針・釣針、海で採れた貝の装飾品、保存状態の良い人骨などから当時の暮らしぶりを再現する。

【著者紹介】

藤森英二(ふじもり えいじ)
1972年、埼玉県生まれ。明治大学第二文学部卒業。
北相木村考古博物館学芸員
主な著作 「縄文時代中期中葉後半における、ある土器の系譜─尖石遺跡蛇体把手土器の子孫達─」『長野県考古学会誌』118、「佐久地域の洞窟・岩陰遺跡について─その現状と課題─」『長野県考古学会誌』123、「曽根遺跡のスクレイパー類について」『諏訪湖底曽根遺跡研究100年の記録』、『考古学が語る 佐久の古代史』ほおずき書籍(共著)