A5判
96頁
1500円
ISBN978-4-7877-1047-5
よみがえる大王墓・今城塚古墳
遺跡を学ぶ077

森田克行/著

【目次】

第1章 今城塚古墳の変貌
1 巨大古墳のロングラン調査
2 想定外の伏見地震禍
3 いまひとつの墳丘破壊

第2章 摂津と三島古墳群
1 摂津のなかの三島
2 三島古墳群

第3章 今城塚古墳の実像
1 今城塚古墳築造の経過
2 今城塚古墳の仕様
3 墳丘内の特段の施設
4 埋葬施設の状況

第4章 殯宮儀礼をうつす埴輪祭祀場
1 日本の兵馬俑
2 埴輪祭祀場の読み解き

第5章 継体大王と今城塚古墳
1 継体陵論と今城塚古墳
2 新池遺跡と埴廬
3 汎淀川流域と継体大王
4 淀川の筑紫津
5 継体大王と「癸未年」銘鏡

第6章 考古資料が語る継体王権の基盤


真の継体天皇陵とされる大阪府高槻市の今城塚(いましろづか)古墳。長年の調査によって、大王墓にふさわしいみごとな遺構がつぎつぎと発見された。とくに堤の張出から出土した精巧な形象埴輪群は、日本の兵馬俑ともいわれる。この埴輪群の意味を解読し、大王墓の実像を追究する。

【著者紹介】

森田克行(もりた・かつゆき)
950年、大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科(考古学専攻)卒業。
高槻市教育委員会埋蔵文化財調査センター所長、文化財課長、地域教育監を経て、現在、今城塚古代歴史館館長。高槻城跡、安満遺跡、安満宮山古墳、今城塚古墳、闘鶏山古墳、新池遺跡、阿武山古墳、昼神車塚古墳など多数の遺跡の調査と研究にかかわる。
主な著作  『摂津高槻城』、『新池』、『史跡闘鶏山古墳』、『弥生土器の様式と編年』近畿編・、「青龍三年鏡とその伴侶」『古代』105、「城の石垣」『考古学による日本歴史6』、「最古の銅鐸をめぐって」『究斑・』、「古代のウとウカイの用字」『高槻市文化財年報』平成19・20年度ほか多数