A5判
96頁
1500円
ISBN978-4-7877-0937-0
東京下町に眠る戦国の城・葛西城
シリーズ「遺跡を学ぶ」057

谷口 榮/著


【目次】

第1章 東京下町の歴史を見直す
 1 関東の玄関口
 2 伝説から実証へ
 3 葛西城の発見
 
第2章 葛西城をめぐる攻防
 1 関東の戦国時代のはじまり
 2 小田原北条氏の侵攻
 3 古河公方足利義氏の元服
 4 落城、再攻略
 
第3章 よみがえる葛西城
 1 環状七号線道路というトレンチ
 2 堀と本丸
 3 穴のなかをのぞく
 
第4章 戦国を物語る品々
 1 泥んこ考古学
 2 茶の湯と高級陶磁器
 3 城内の暮らしぶり
 4 一粒の種とかわらけ
 5 「関東の将軍」御座の城
 
第5章 葛西落城
 1 秀吉の小田原攻め
 2 家康の江戸入部と青戸御殿


東京の下町、葛飾区青戸にかつて戦国の城があった。上杉氏によって築かれ、小田原北条氏が攻略し、長尾景虎(上杉謙信)の侵攻、北条の再奪取、秀吉の小田原征伐による落城と幾多の攻防がくり広げられた。関東における戦乱の最前線となった葛西城の実態にせまる。


【著者紹介】

谷口 榮(たにぐち・さかえ)
1961年、東京都葛飾区生まれ。国士舘大学文学部史学地理学科卒業
現在、葛飾区郷土と天文の博物館学芸員
主な著作  『吾妻鏡事典』(共編、東京堂出版)、「大嶋郷の復原と住人の生業活動」『古代東国の民衆と社会』(名著出版)、「東京低地の中世遺跡」『葛西氏の研究』(名著出版)、「東京低地東部の景観」『国立歴史民俗博物館研究報告』第118集ほか