A5判
184頁
1800円+税
ISBN978-4-7877-1404-6
ナラティヴ・ソーシャルワーク
“〈支援〉しない支援”の方法

荒井浩道/著

【目次】
I ナラティヴ・アプローチとは何か?

   1 ナラティヴ・アプローチのものの見方
   2 さまざまなナラティヴ・アプローチ
   3 ナラティヴ・アプローチに寄せられる疑問
   4 ナラティヴ・ソーシャルワークの可能性

II 困難事例を支援する

   1 誰のための支援か?
   2 無知の姿勢をとり、問題を外在化する
   3 例外を発見し、物語を調整する

III 多問題家族を支援する

   1 対等な支援は可能か?
   2 認知症患者の物語をつむぐ
   3 不登校児の物語をつむぐ

IV グループで支え合う

   1 当事者だから支え合えるのか?
   2 外在化、語り直し、分かち合い
   3 当事者と専門職の協働

V コミュニティの物語をつむぐ

   1 物語としての地域支援
   2 「地域の物語」を書き換える
   3 「地域の物語」を守る
   4 「地域の物語」に寄り添う

VI ナラティヴ・データを分析する

   1 ナラティヴにエビデンスはあるか?
   2 テキストマイニングによる分析の実際(基礎)
   3 テキストマイニングによる分析の実際(応用)

ただの「傾聴」ではない!
〈支援する/される〉という非対称な支援関係を放棄した新しい支援の方法。クライエントが語る「問題」に揺さぶりをかけ、その隙間から「希望」の物語をつむぎだす。ソーシャルワーク領域におけるナラティヴ・アプローチの可能性を具体的に論じる。

【著者紹介】

荒井 浩道(あらい ひろみち)
1973年群馬県生まれ。早稲田大学卒業、同大学院修了。博士(人間科学)、社会福祉士。早稲田大学助手等を経て現在、駒澤大学准教授。
2012年、日本老年社会科学会奨励賞受賞。
著書(共著)に『家族福祉論』(ミネルヴァ書房)、『〈支援〉の社会学』(青弓社)、『ピア・サポートの社会学』(晃洋書房)、論文に「ソーシャルワークにおける困難事例の支援方法に関する質的研究」(『老年社会科学』35(1),67-75)がある。

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