四六判上製
384頁
3500円
ISBN978-4-7877-0700-0
〈少女〉像の誕生
近代日本における「少女」規範の形成

渡部周子/著

【目次】

序 章 近代国家における女性の国民化
第一章 近代国家における「少女」期の位置づけ
第二章 「愛情」規範と「純潔」規範
第三章 「美的」規範
第四章 少女雑誌における規範の展開
第五章 実践教育としての「園芸」
第六章 浪漫主義文学と美術における「少女」像
第七章 白馬会における花と女性の表象
第八章 白百合に象徴される規範としての「少女」像
補 章 転落の狭間に置かれて
終 章 「少女」像とは何か
おわりに
解  説 若桑みどり
 


「少女」とはなにかという問題を解こうとするならば、本書は不可欠なものとなるだろう。     ──若桑みどり氏

近代国家形成途上の明治期日本において新たにカテゴライズされた、大人でも子どもでもない「少女」という存在。妻となり母となる役割を担う前の彼女たちには、いかなるジェンダー規範が求められたのか。新進の研究者が膨大な資料から女性史研究の空白部を明らかにする画期的論考。

【著者紹介】

渡部周子(わたなべ・しゅうこ)
2001年 千葉大学大学院文学研究科修士課程修了
2004年 千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了
    博士(文学)
現 在 千葉大学大学院人文社会科学研究科特別研究員