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近代教育の天皇制イデオロギー

明治期学校行事の考察

  • 山本 信良/著
  • 今野 敏彦/著
  • A5判上製
  • 464頁
  • ISBN 978-4-7877-8710-1
  • 1987発行
  • [ 品切中 ]
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紹介文

新しい教育は伝統的心情への徹底した批判と、それとの完全な訣別なしには語ることはできない。近代文化と現代教育の源流を明治期学校行事の事実史を総検分することにより明確化し、学校行事における天皇制イデオロギーの浸透および定着化過程を究明した画期的研究。

著者紹介

山本 信良(ヤマモト・ノブヨシ)

今野 敏彦(コンノ・トシヒコ)

1935年東京生まれ。社会学者。専攻は社会学・教育社会学(人権・差別問題)。
東京学芸大学卒業、東洋大学大学院社会学研究科博士課程中退。東海大学文学部教授、三重大学人文学部教授、四国学院大学社会学部教授、東海大学教育研究所教授。1977-78年に米ニュージャージー州立ラトガース大学客員教授を歴任。
主な著書 『近代教育の天皇制イデオロギー』(共著、新泉社)、『大正・昭和教育の天皇制イデオロギー 1、2』(共著、新泉社)、『移民史 1~3』(共編著、新泉社)、『偏見の文化 その虚像と実像』(新泉社)ほか多数。訳書に、ルイス・ワース『ユダヤ人と疎外社会 ゲットーの原型と系譜』(新泉社)、H.デッキー=クラーク『差別社会の前衛』(共訳、新泉社)、レオナルド・ブルーム『人種差別の神話』(新泉社)、J.カールソン『白の暴風 南ア法廷闘争の全貌』(共訳、新泉社)ほか多数。